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英发明“电子香烟”

http://www.qhnews.com   国际在线   2008-05-18 14:38
 

 

 

电子香烟的末端装有红色发光二极体,吸烟者吸气时发光体会闪光犹如点着了火似的,同时还会冒烟。(国际在线配图)

 

 

电子香烟可以充电。(国际在线配图)

 

 

电子香烟成为戒烟者的福音。(国际在线配图)

    近日,英国发明了一种可以帮助有烟瘾的人戒烟的“电子香烟”,这种香烟不仅外观和普通香烟几乎一摸一样,还具有和普通香烟一样的味道和手感。电子香烟的出现无疑给想戒烟但意志不坚定的人们带来了福音。

      靠电力工作 烟雾被转化成蒸汽

    这种电子香烟名为“Gamucci电子香烟”,靠可充电池提供的电力工作。烟的末端有一段红色的烟蒂,外形和真正的香烟几乎一模一样。电子香烟的末端装有红色发光二极体,吸烟者吸气时发光体会闪光犹如点着了火似的,同时还会冒烟。烟雾缭绕中,吸烟者能够享受到和抽真烟一样的意境。

    据布斯介绍,与其它烟草中超过4000多种化学物质以及含有焦油不同的是,这种电子香烟中只含尼古丁一种成分,对吸烟者的伤害远远降低。此外,香烟上含有一个微小的喷雾室,以及一个3.7伏特的微小电池,它可以把香烟中含有的烟碱溶液经超微泵加压后送进喷雾室,再由超声波将其高压雾化成蒸汽,能有效避免被动吸烟受到的伤害,因此,这种烟可以在禁止吸烟的俱乐部、餐馆等公众场合使用。

      按尼古丁含量多少分不同型号

    目前,这种电子香烟按照尼古丁含量的多少共有3种型号,分别是:含有6毫克尼古丁的低含量版、含有11毫克尼古丁的中含量版以及含有16毫克尼古丁的高含量版。

    反对吸烟运动组织的主任西蒙·克拉克认为,Gamucci电子香烟的发明是非常好的创意,但是吸烟者可能对香烟不用点火设备点燃而感到遗憾。

      未来将有不同口味电子香烟

    目前,这种电子香烟在网上有售,售价是49.95英镑,包括两支电子香烟、一个充电器。由于英国禁烟法规定年龄低于18岁的人和孕妇、哺乳期妇女禁止购买香烟,他们也不能购买。

    据了解,提姆·布斯的下一个目标是在电子香烟加入其他物质,使香烟吸起来会有薄荷、苹果、草莓、巧克力以及咖啡的味道。(闻天)

 

電子軌道の強的秩序状態を発見



高エネルギー加速器研究機構

財団法人 高輝度光科学研究センター

 

Ca2-xSrxRuO4の結晶構造 高温超伝導銅酸化物や巨大磁気抵抗マンガン酸化物で代表される、遷移金属や希土類元素を主体とする酸化物エレクトロニクス材料は、今後のエレクトロニクスの発展のブレイクスルーを生み出す舞台を兼ね備えています。久保田正人(高エネルギー加速器研究機構)、村上洋一(東北大学、日本原子力研究所)、水牧仁一朗、大隅寛幸、池田直(高輝度光科学研究センター)、中辻知、深澤英人(京都大学理学研究科)、前野悦輝(京都大学国際融合創造センター)らは、「共鳴X線散乱干渉法*」という新たな測定手法を開拓することにより、ルテニウム元素のK-吸収端近傍(E=22.1keV)の入射エネルギーを持つSPring-8の高輝度X線を用いた、4d遷移金属酸化物(京都大学で開発・育成された金属・絶縁体転移系ルテニウム酸化物の単結晶)での4d 電子の強的軌道秩序状態*(結晶全体に渡り電子雲が一つの対称性を持つ状態)の直接的観測に世界で初めて成功しました。

 本研究は、日本学術振興会・科学研究費補助金、文部科学省21世紀COE“物理学の多様性と普遍性の探求拠点”の支援を受け実施されました。本研究成果は、American Physical SocietyのPhysical Review Letters7月8日号に掲載される予定です。 

詳細
研究の概要
 
レーザーによる陽子加速で偏光方向の制御によるエネルギー増大効果を発見
−粒子線がん治療装置の超小型化などに期待−


日本原子力研究所
財団法人電力中央研究所
京都大学
独立行政法人放射線医学総合研究所


 日本原子力研究所(理事長 岡�ア俊雄)(以下、原研)、電力中央研究所(理事長 白土良一)、京都大学(総長 尾池和夫)、放射線医学総合研究所(理事長 佐々木 康人)は、小型高強度レーザーを用いた陽子加速の共同実験において、照射するレーザー光の偏光の方向を制御することにより、陽子の発生個数及びエネルギーを増大させ得ることを発見した。この成果は、がん治療用超小型レーザー加速器の実現に向けた開発研究の中で得られたものであり、原研関西研究所光量子科学研究センターの大道博行主任研究員、電力中央研究所電力技術研究所の根本孝七上席研究員、京都大学化学研究所の野田章教授及び放射線医学総合研究所先進小型加速器事業推進室の山田聰室長と、それぞれの研究グループの共同研究によるものである。

 今回得られた成果は、第14回レーザー物理国際会議LPHYS’05(7月4日〜8日、けいはんなプラザ、京都府精華町)の「レーザー駆動量子ビームの医学利用シンポジウム(Symposium on “Laser driven quantum beams for medical applications”)」で発表される。
詳細
背景
今回の成果
第14回国際レーザー物理ワ ークショップ(LPHYS’05)
用語説明
粒子線がん治療
 京都新聞(7月6日 28面)、産経新聞(7月7日 27面)及び日刊工業新聞(7月6日 23面)に掲載されました。
 
新华网东京5月17日电(记者钱铮)日本夏普公司近日展示了一款高输出功率的小型燃料电池样品。这款燃料电池只有火柴盒大小,是同等输出功率的燃料电池中体积最小的。

  据日本《朝日新闻》17日报道,新款燃料电池的大小为18立方厘米,输出功率达到以往同类产品的7倍。与输出功率相当的锂离子电池相比,新款燃料电池的体积缩小了约20%,重量降低了约60%,有望安装在手机等小型设备内部。

  燃料电池是一种将化学能直接转化为电能的发电装置,比如甲醇燃料电池通过使甲醇中的氢元素和空气中的氧元素反应,从而生成电能。夏普公司的这款燃料电池将产生电能的元件排列成“井”字形,使元件更充分地和空气接触,其电能输出功率因而得以提高。

 
ニュースリリース

光ナノ共振器のQ値の動的制御に世界で初めて成功
(光メモリーチップの開発など、次世代光科学進展に向けてさらに前進)

2007年9月3日


左から、野田 進教授、田中 良典研究員
 野田 進工学研究科教授らの研究グループは、自在な光制御を実現するための核となる光ナノ共振器のQ値(光閉じ込めの良さを示す値)を動的に変化させることに世界で初めて成功しました。
 なお、この研究成果は英国科学誌「Nature Materials」電子版に9月2日(英国時間)に掲載されます。




 京都大学とJSTは、自由自在な光制御を実現するための核となる光ナノ共振器のQ値(光閉じ込めの良さを示す値)(注1) を動的に変化させることに世界で初めて成功しました。
 光ナノ共振器は、光を一瞬の間止めておく、あるいは蓄積する、さらには光を用いて量子演算を実現するといった次世代の光科学の進展にとって欠くことのできない重要な要素で、現在、世界中でしのぎを削って開発が行われています。我々はごく最近、一辺0.0015mmの極微小空間に、約2ナノ秒間、光を閉じ込めることに成功し、ナノ共振器のQ値として世界最大の200万を達成しました(注2)。
 次の重要な課題は、このような高いQ値をもつナノ共振器へ光を自在に出し入れすることを可能にすることです。Q値が高くなると、長く光を閉じ込めることができるようになりますが、光を導入する時には、より長く時間がかかるようになります。従って、光を導入する時にはQ値を低くしておき、すばやく光を導入したのち、Q値を増大させることが重要です。今回、このようなナノ共振器のQ値の動的制御を可能とする基本概念を提唱し、その実証に成功しました。
 本成果は、戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST)「新機能創成に向けた光・光量子科学技術」研究領域(研究総括:伊澤達夫 NTTエレクトロニクス株式会社 特別顧問)における研究課題「フォトニック結晶を用いた究極的な光の発生技術の開発」(研究代表者:野田 進 京都大学大学院工学研究科 教授)および文部科学省プログラムのもとで、野田 進(同上)、田中良典(同大学研究員)、およびJeremy Upham(同大学院学生)らの研究によって得られたもので、英国科学雑誌「Nature Materials (ネイチャー・マテリアルズ)」の電子版に2007年9月2日(英国時間)に掲載されます。


<研究の背景>
 極微小領域に、光を長く、強く閉じ込めることを可能とする光ナノ共振器は、自在な光制御を実現する上で極めて重要です。我々はこれまで、フォトニック結晶(注3)を用いて、光ナノ共振器の開発を進め、世界を先導する様々な成果を挙げてきました。ごく最近では、マルチステップへテロ構造と呼ばれる新たな光閉じ込め構造の提案を行い、ナノメートル程度の構造揺らぎの影響の検討により、世界最大のQ値200万を実現しました。具体的には、一辺0.0015mmの極微小空間に、約2ナノ秒間、光を閉じ込めておくことに成功しました。この成果の詳細は、本年8月2日の京都大学とJSTのPress発表文(注2)、およびネイチャーフォトニクス誌8月号に述べられています。
 さて、ここで重要なことは、このような高いQ値をもつナノ共振器に光を自由自在に出し入れすることを可能にすることです。Q値の大きなナノ共振器が開発できると、光をより長く閉じ込めることが可能となりますが、半面、光を導入するために、より長い時間がかかるようになります。すなわち、高Q値ナノ共振器はそのままでは、ゆっくりと光を導入し、ゆっくりと光を放出させることしかできません。重要なことは、光をナノ共振器に導入する時にはQ値を低くして、光をすばやくナノ共振器に導入できるようにしておき、光がいったんナノ共振器に導入されると、速やかにQ値を増大させ、光を無駄なくナノ共振器に留めることです。また必要とあれば、さらにQ値を低下させ、光をすばやく取り出せるようにすることが重要です。
 これまで、ナノ共振器のQ値を動的に制御するための概念は存在しませんでした。本研究では、このQ値の動的制御のための新たな基本概念を提唱するとともに、その基本動作の実証に成功しました。これにより、光を一瞬、極微小域に蓄えておく光メモリーチップや、光と物質との相互作用の増大を利用した量子演算素子などの作製に向けて、重要な一歩を踏み出したものと言うことができます。


図1. 光ナノ共振器のQ値の動的制御の基本概念


(a) 一般的なナノ共振器の構成。光を出し入れするために、導波路が近傍に存在。ナノ共振器のQ値は、自由空間への光の漏れで決まるQvと、導波路への光の漏れで決まるQinで決定されます。
(b) Q値の動的制御のための構造。共振器+導波路+反射鏡にて構成。導波路は、共振器から右へ漏れる光波(青色実線)と、左へ漏れて反射鏡にて反射された光波(青色破線)との干渉の位相θを制御するための役割を担います。これにより、Qvを制御し、結果として全体のQ値を変化させることが可能となります。
(c) フォトニック結晶による具体的なQ値の動的制御のための構造。

<成果の具体的な説明>
A. Q値を動的に制御するための概念

 まず、Q値を動的に制御するための基本概念を説明します。ナノ共振器は通常、図1(a)に模式的に示すように、光を出し入れするための導波路を伴っています。従って、ナノ共振器の光閉じ込めの強さQ値は、ナノ共振器から自由空間への光の漏れで決まるQvと、ナノ共振器から導波路への光の漏れで決まるQinで決定されます。Qvはナノ共振器の構造で決定され、動的に制御することは困難です。一方、Qinは、周りの環境で変化させることが可能です。例えば、図1(b)に示すように、導波路の途中に反射鏡を置くと、共振器から導波路の左側へ漏れた光波(青色実線)と、共振器から導波路の右側へ漏れて反射鏡で反射されて戻ってきた光波(青色破線)が干渉するようになります。もし2つの光波の位相が同位相になる場合は、2つの波は強め合い、共振器から導波路へより光が漏れやすくなります。すなわちQinは小さくなります。一方、両者の位相が逆位相になる場合は、2つの光波は互いに打ち消し合い、結果として、共振器から導波路へ光が漏れなくなくなります。すなわち、Qinを大きくすることが可能となります。このような光波の干渉を考えると、ナノ共振器のQ値は、以下の式で表されるようになります。


Qin0:反射鏡がない場合のQin 、θ:2つの光波の位相差)


 θが零の時は2つの光波が同位相で干渉することを、θがπの時は2つの光波が逆位相で干渉することを意味します。ここで、Qin0<< Qvを仮定すると、Q値はθが零の時最小値Qin0/2となり、θがπの時、最大値Qvをとるようになります。従って、θを動的に変化させることができれば、Q値を動的に変化させることが可能となります。
 そのために、図1(b)に示されるように、導波路の一部に光を照射し、その部分の屈折率を動的に変化させることを考えます。例えば、全体の系がシリコンでできている場合、シリコンが吸収可能な光を照射すると、発生した電子・正孔対が屈折率を動的に変化させます。この屈折率の変化がθを変化させることを可能とします。屈折率の変化は照射する光のパルス幅と同じ時間で起こるため、例えば、ピコ秒パルスを導入すると、θの変化をピコ秒という非常に速い時間で起こさせることができます。なお、いったん発生した電子・正孔対はしばらくシリコン中に留まるため、θの変化をそのまま保持することが可能です。必要とあれば、さらに新たに光パルスを照射し、電子・正孔対を発生させることにより、θの変化を起こすことが可能となります。
 以上より、ナノ共振器から導波路の左右へ漏れる光波の干渉条件を動的に変化させることで、Q値を動的に変化させることが可能となることが分かります。このような基本概念を実証するための具体的な構造として、図1(c)に示すものを考えました。まず、ナノ共振器は今回、共振器端部の空気孔を僅かにシフトさせたもの(図3(a)に具体的構造を示してあります)を採用しました。この場合、設計Qv値は50,000となります。ナノ共振器近傍には導波路を設けました。この場合、導波路への光の漏れで決まるナノ共振器のQin0の設計値は3,000となります。さらに導波路の途中には、フォトニック結晶のピッチを変化させたヘテロ構造を用いた完全反射鏡を設けました。この設計では理想的には、Q値は1,500から50,000まで変化させることが可能と期待できます。

B. Q値の動的制御の実証
 以上を実証するため、我々はポンプ-プローブ法と呼ばれる方法を採用しました。図1(c)に示すように、ポンプ光は導波路上部から導入し、θを変化させるために使います。すなわち、Q値の動的制御を行うために使います。一方、プローブ光はナノ共振器に導入される光のことで、Q値の動的変化が起こっているかを調べるために用います。ポンプ光とプローブ光を様々なタイミングで導入し、ナノ共振器から自由空間へと放出されるプローブ光の強度とスペクトルを測定することで、動的制御が起こったかどうかを調べることができます。ここでポンプ光が導入されない時θは零で、全体のQ値は最小値Qin0/2の値をとり、ポンプ光が導入された時θがπとなり、Q値が最大値となるとします。
 Q値の動的変化が生じる理想の状態は、プローブ光が共振器に導入される時Q値が最小値となっており、プローブ光が共振器に導入されると同時に、ポンプ光によりθが急激に変化し、Q値が最大値へと変化することです。この時、光は共振器から導波路へ漏れることができなくなり、自由空間のみに放射されるようになるので、自由空間への放射光強度が最大になります。一方、もしプローブ光がポンプ光より早く来てしまうと、Q値は常に低いままとなります。従って、プローブ光は容易にナノ共振器に入りますが、同時にナノ共振器から導波路へ容易に漏れて行ってしまいます。従って、共振器から自由空間への放射光強度はあまり大きくなりません。一方、ポンプ光が先に来てしまうと、プローブ光が来る頃には、すでにQ値が最大値、すなわち十分高くなっているので、光はそもそも共振器へ導入されにくくなり、結果として共振器から自由空間へは光はほとんど放射されなくなります。


図2. ポンプ-プローブ法によるQ値の動的制御実験の理論予測


(a) ポンプ-プローブ光の到着時間差と自由空間への放射光強度の関係。
(b) プローブ光が先に、(c)ポンプ-プローブ光が同時に、(d)ポンプ光が先に到着する場合の共振器中の光エネルギーの変化。
 以上より、自由空間への放射強度の増大と、共振器中の光エネルギーの滞在時間の増大、すなわち放射光のスペクトル幅の低減の観測がQ値の動的制御の達成を意味します。

 以上を理論計算した結果が、図2に示されています。同図の横軸はポンプ光とプローブ光の到着時間の差です。負の値はプローブ光が先に来ることを意味します。また、同図の縦軸は共振器から自由空間への放射光強度を示しています。同図より、ポンプ光とプローブ光が同時に来る時、共振器から自由空間への放射光強度が確かに最大になります。プローブ光が先に来る時は放射光強度が減少し、ポンプ光が先に来る時は、放射光強度が極めて小さくなります。図2の下部には、共振器内部の光エネルギーの変化の様子を計算した結果が示されています。プローブ光が先に来る時には、共振器のQ値が低いままなので導波路から容易に光が導入されますが、導波路へ漏れやすいので、共振器中のエネルギーはすぐに小さくなります。また、ポンプ光が先にくる時は、もともと共振器中のエネルギーは非常に少ないことが分かります。ポンプ光とプローブ光が同時に来る時は、最初Q値が低いため導波路から容易に共振器へ光が導入されますが、それと同時に、速やかにポンプ光でQ値が最大値まで増大するので光が導波路へ漏れにくくなり、共振器での光の滞在時間が十分に長くなることが分かります。すなわちこの場合、Q値の動的制御が行われたことになります。従って、ポンプ-プローブ実験において、共振器から自由空間への放射光強度が大きくなるとともに、共振器内部の光エネルギーの滞在時間の増大に伴う放射光のスペクトル幅の低減が観測されれば、Q値が動的に変化したことの証拠となります。


図3. (a) 作製した試料と (b)測定系


 以上の理論検討のもと、実際にQ値の動的変化の実験を行いました。用いた試料の電子顕微鏡写真を図3(a)に示します。これは、基本的には図1(c)の説明の時に述べたものと同じ設計です。実験系を図3(b)に示します。光ファイバーレーザにより、波長1.55ミクロン、パルス幅4ピコ秒の光パルスを発生させます。この光パルスはビームスプリッターで2つに分けられ、1つは光増幅器と2倍高調波発生器により、波長を半分、すなわち0.78ミクロンに変換します。この光をポンプ光として用います。もう1つのパルス光は、ポンプ光との照射タイミングを変化させるため、遅延線を経てデバイスの導波路へと導かれ、プローブ光として用います(同図には、初期値のθを零とするため、熱光学効果により位相調整を行うためGaNレーザが使用されています)。以上の実験系を用いて、ポンプ-プローブ実験を行った結果を図4(a)に示します。この時、ポンプ光強度は、その照射によりθがπになるよう調整されています。同図より、プローブ光が先に来る時は、ある一定強度の光が放射され、ポンプ光が先に来る時は、放射光強度は極めて弱くなることが分かります。さらに重要なことは、ポンプ光とプローブ光が同時に来る時、共振器からの自由空間への放射光強度が他の2つの場合と比べて大きくなっていることです。さらに図4(b)には、上記それぞれの場合の放射光のスペクトルを示しています。ポンプ光が先に来る時は、光強度が弱いため、スペクトル幅は正確には読み取れないですが、プローブ光が先に来る時は、スペクトル幅は0.5nm、すなわちQ値3,000であることが分かります。ポンプ光とプローブ光が同時に到着する時は、スペクトル幅がかなり狭くなり0.12nm、すなわちQ値12,000が達成されていることが分かります。以上のことから、ピコ秒という極めて短い時間の間に、Q値を低い状態から高い状態へと変化させることに成功したと言えます。なお、理論ではQ値の動的変化が1500から50,000に対し、実験的なQ値の変化は上述のように3,000から12,000です。実験誤差を考えると、この結果はかなり良好な結果であると言えます。


図4. ポンプ-プローブ実験結果


(a)
ポンプ-プローブ光の到着時間差と自由空間への放射光強度の関係。
(b) プローブ光が20ピコ秒前に到着するとき(A)、ポンプ光が20ピコ秒先に到着するとき(B)、およびポンプ-プローブ光が同時に到着するとき(C)の3つの場合の放射光のスペクトル。ポンプ光とプローブ光が同時に到着するとき、自由空間への放射強度の増大と、放射光スペクトル幅の低減の2つが同時に観測されました。これはQ値の動的制御の達成されたことを意味します。

<まとめと今後の展開>
 以上、ナノ共振器のQ値を、ピコ秒という極めて短い時間の間に変化させるための(すなわち、動的にQ値を制御するための)基本概念を提唱するとともに、その実証に成功しました。これは、ナノ共振器に光を導入する時、Q値を低くしておき、光が入った瞬間にQ値を増大させるという極めて重要な動作に成功したことを意味します。
 以上の成果は、光を一瞬、極微小域に蓄えておくことが可能な光メモリーチップ実現や、光と物質との相互作用の増大を利用した量子演算素子作製など、次世代光科学の進展のために一歩前進したと言えます。


【補足説明】
注1 Q値:Quality FactorのQをとって、Q値と呼ばれます。これは、光閉じ込めの良さを表す値であり、どのぐらい長く光を閉じ込めることができるのかの目安になります。Q値が大きいほどスペクトル上は共振スペクトルが狭く、時間軸上はより長く光を閉じ込めることができるようになります。

注2 Q値200万の実現:下記2つのPress Releaseを参考:
 http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_news/documents/070802_1.htm
 http://www.jst.go.jp/pr/announce/20070802/index.html

注3 フォトニック結晶:フォトニック結晶とは、一般に光の波長と同程度の周期的な屈折率分布をもつ新しい光ナノ構造を意味しており、周期に対応する波長の光が結晶の内部に存在できずに,一切排除されることを特徴とします。この特徴を生かすことで,極微小域で光の伝播や発生を自在に制御できることから,光ナノ材料として近年大きな注目を集めています。

【掲載論文名】
 Dynamic control of the Q factor of a photonic crystal nanocavity
 フォトニック結晶ナノ共振器のQ値の動的制御



 朝日新聞(9月3日 2面)、化学工業日報(9月10日 11面)、科学新聞(9月21日 4面)、京都新聞(9月3日 3面)、佐賀新聞(9月3日 2面)、日刊工業新聞(9月3日 20面)、日経産業新聞(10月16日 10面)及び毎日新聞(9月3日 3面)に掲載されました。

 秋田魁新報、神奈川新聞、河北新報、熊本日日新聞、神戸新聞、佐賀新聞、四国新聞、東奥日報、東京新聞(9月3日)、中国新聞、徳島新聞、福井新聞、北海道新聞(9月3日)、山梨日日新聞のWeb版に掲載されました。

 
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华人科学家获国际放射医学奖

新华网华盛顿 5月17日电(记者 张忠霞) 美国弗吉尼亚大学华人科学家王成波日前在加拿大举行的第16届国际核磁共振学会年会上,获得青年科学家临床医学奖。这是来自中国大陆的华人科学家首获该奖。

  王成波的科研小组成功开发出一种新型氦气弥散核磁共振成像方法,大大推动了肺部哮喘疾病领域的研究。凭借这一成果,王成波在来自世界各国的众多竞争者中脱颖而出,获得了这个在国际放射医学界具有声望的奖项。

  王成波17日在接受新华社记者采访时说,与普通核磁共振成像不同,在氦气核磁共振成像中,患者吸入一种特殊的氦气,通过测量氦气分子的弥散距离,科学家们终于可以成功检测肺部深层组织的损害。这对理解哮喘疾病的发病机理和病程进展很重要。

  王成波出生于山东省胶州市,2002年在清华大学获得硕士学位后赴美深造,去年获得弗吉尼亚大学博士学位,今年又被该校放射系聘为助理教授。

 

中赤外自由電子レーザーの発振に成功

2008年4月1日

京都大学エネルギー理工学研究所(所長 尾形幸生)は、4~13μmの範囲で連続的に波長可変なピコ秒パルスのレーザー光の発生を目指し、同研究所で建設中の小型・中赤外自由電子レーザー装置を用いて、波長12.4μmでの中赤外レーザー発振に成功しました。

発表の概要

京都大学エネルギー理工学研究所(所長 尾形幸生)は、4~13μmの範囲で連続的に波長可変なピコ秒パルスのレーザー光の発生を目指し、同研究所で建設中の小型・中赤外自由電子レーザー装置(写真 1)を用いて、波長12.4μmでの中赤外レーザー発振に成功した。26日から大阪大学で行われる日本原子力学会で発表する。

平成20年度より本格的な運転を開始、目標性能の達成と同時に、利用設備の整備を進め、先進エネルギー研究の基盤となるツールとしてのみならず、幅広い先進施設供用研究も順次開始する予定。同装置は我が国では初めての大学独力の装置建設であり、今回の発振成功により小規模施設での中赤外自由レーザーの利用普及が期待される。

写真1 京都大学中赤外自由電子レーザー装置

自由電子レーザーは、真空中で光速近くまで加速された電子ビームが放出する光を利用したもので、一般に、連続的に波長可変で高強度の単色光が得られる特長がある。同研究所では、小型・高性能で経済的な装置を目指し、電子ビーム発生に熱陰極型高周波電子銃と呼ばれる電子源を利用している。この方式の課題であった動作の不安定性を世界で初めて電子銃へ投入する高周波電力を精緻に制御することにより克服し、今回のレーザー発振を達成した。

同装置で発生可能な中赤外域には、多くの分子の振動励起レベルが存在するため、分子の指紋領域とも呼ばれ、短パルスかつ大強度のレーザー光を用いる事で、特定の分子結合を選択的に励起あるいは解離でき、エネルギー・環境分野に応用可能な材料開発を始めとし、医療分野や生体化学などの様々な研究領域・産業分野への展開が期待されるが、簡単に利用できる施設はなく、多分野での応用研究への活用は十分に成されていなかった同研究所では平成19年度より、大学等の研究機関が有する先端的な研究施設・機器の産業界への共用を通じたイノベーション創出を加速する、文部科学省の「先端研究施設共用イノベーション創出事業」に採択され「externalエネルギー機器材料の創製と保全研究のための産業利用支援(外部リンク)」を推進しており、同装置においても利用設備が整い次第広く産業界へ利用提供し、産官学の知の融合によるイノベーション創出に寄与していく予定である。

用語解説

中赤外、赤外

光の波長域で、波長の短い方から、0.72~2.5μmを近赤外、2.5~25μmを中赤外、25~1000μmを遠赤外と呼び、これらを総称して赤外と呼ばれる。

中赤外域には、多くの分子の吸収線が存在し、指紋領域と呼ばれている。この波長域の強力かつ短パルスの単色光を用いれば、特定の分子結合を狙った選択的な励起や解離が可能となる。しかしながら、従来この波長域には強力な広帯域波長可変光が存在せず、未開拓な部分が多く残されている。

自由電子レーザー

光速近くまで加速された電子ビームが、一対の合わせ鏡で構成された光共振器の間に置かれたアンジュレータと呼ばれるNS極が交互に変わる磁場によって、一定周期で蛇行する毎に発生するシンクロトロン放射が干渉して生ずるレーザー(図1)。

図1 自由電子レーザー装置の概念図

自由電子レーザーの最大の特長は、電子ビームのエネルギーやアンジュレータ磁場強度を変化させることで、レーザー波長を連続的に変えられる連続波長可変性にある。自由電子レーザーのもう一つの重要な特長は、真空中を走行する電子ビームの放出するシンクロトロン放射を利用しているため、媒質中をレーザー光が通過する他のレーザーとは異なり、熱損失が発生しないことにある。このため、強力なレーザー光が得られる。

国内外において、様々な波長域を狙った自由電子レーザー装置が建設あるいは計画されている(図2)。国の横軸はレーザー波長で、縦軸は使用する電子ビームのエネルギーである。使用する加速器の種類は記号によって分類され、レーザー発振に成功したものは塗りつぶした記号になっている。前述の通り自由電子レーザーの最大の特徴は波長可変性にあり、各記号の位置(波長、電子エネルギー)はその装置での平均値を示しているので、大体の目安である。

図2 国内外の自由電子レーザー装置のレーザー波長(横軸)と電子ビームエネルギー(縦軸)(2003年12月時点)

国内での中赤外自由電子レーザーは、大阪大学自由電子レーザー研究施設、東京理科大赤外自由電子レーザー研究センター、日本大学量子科学研究所電子線利用研究施設等で利用研究が行われている。

高周波電子銃

金属や半導体などの陰極材料表面から放出された電子を、高周波電界により加速する電子銃。従来広く利用されている静電電子銃(静電界により電子を加速)と比べて、数十倍の強い電界の発生が可能であるため、短い距離で電子ビームを光速近くまで加速することができる。京都大学自由電子レーザー装置用の熱陰極型高周波電子銃(写真2)では、僅か23cmで光速の99.8%の速さ(9MeV)まで電子ビームを加速することができる。

さらに、従来は発生した直流電子ビームをパルス化するために電子銃の後段にバンチャーと呼ばれる装置が必要であったが、高周波電子銃はこのパルス化の機能も兼ね備えているため、電子加速器設備の大幅な小型化が可能となった。

熱陰極型高周波電子銃

高周波電子銃には、陰極材料表面からの電子放出原理の違いにより、熱陰極型と光陰極型の2種類が存在する。熱陰極型では、高温に加熱した金属表面から電子が放出される現象(熱電子放出)が、光陰極型では、金属や半導体表面にレーザー光を照射した際に電子が放出される現象(光電子放出)が用いられる。

熱陰極型高周波電子銃では、光陰極型では必要な高価な駆動用レーザーや、高度なメンテナンス技術が不要であるため、産業利用に適している反面、生成される電子ビームの電流やエネルギーが、マイクロ秒という短い時間スケールで高速に変化してしまうという欠点がある。

写真2 京都大学自由電子レーザー装置に用いられている熱陰極型高周波電子銃

  • 産経新聞(4月11日 24面)及び日刊工業新聞(4月18日 28面)に掲載されました